医療生協とは、地域の人々が、それぞれの健康・医療とくらしにかかわる問題を持ち寄り、組織をつくり、医療機関を持ち、運営し、それらを通して、その医療機関に働く役職員・医師をはじめとした医療専門家との協同によって、問題解決のために運動する、消費生活協同組合法(生協法)に基づく住民の自主組織です。
医療生協の4つの特徴
1)健康な人々が多数をしめる医療団体
2)保健・予防・健康づくりとそれを保障する制度の充実を重視する
3)住民の参加を保障する民主的な医療機関を持っている
4)組合員が主権者として活動する場としての班を組織している
活動内容
- 健康づくり
- 「自分の健康は自分で守る」という医療生協の考え方の根幹を支えているのが、班会活動です。近所の人や友人たちで作った3人以上のグループを一つの班として、健康チェックや食生活の改善、保健学習、健康診断などを行い、組合員の健康を維持し、生活の見直しや改善をすすめています。
- 暮らしの協同・支えあい
- 介護保険からはずれて困っているということから出発した「たすけあいの会」、ひとりぼっちの食事は寂しいの声から始めた支部センターを活用しての高齢者の食事会、手作りのお弁当を届けようと始まった配食弁当、一人暮らしの夜間が心配との声に緊急通報装置の設置運動、核家族で子育ての悩みが相談できないの声に応えて始まった子育てサークル、班や支部でのくらしの支え合い、くらしの協同がすすんでいます。
- 楽しい多彩な取り組み
- 健康まつりや支部旅行、班旅行をはじめ、新春のつどいなど季節に合わせた楽しい行事がめじろ押し。体操教室やさまざまなサークル活動など年間を通して多彩なとりくみをしています。