12月21日福山医療生協役職員9名と広島県生協連合会役員1名で、福山市保健福祉局長の岸田さんと懇談しました。
最初に乃美専務から、福山医療生協の概要を説明。続いて理事から、まちづくり委員会と健康づくり委員会の取り組みを紹介しました。
岸田局長さんから福山市の健康福祉行政の現況について、福山市の高齢化率は25%に達しており、高齢者がピークの「2025年問題」は深刻な状況である。
福祉の経費は増え続けており、福山市でも国の方針に沿って、地域で支えあい、住み続けられるように地域包括ケアシステムを構築したい。などと話されました
福山市が推進する「いきいき100歳体操」は、まだ広がりがないが、福山医療生協が町内会と共同している取り組みに関心を示され、
2 昨年10月から認知症初期支援チームの活動が始まった。岸田局長さんも、「認知症の母親の介護は大変だった。」という話でした。
「 「塩分チェッカー」の見本をきっかけに、高血圧のことが語られました。
高齢者は食事提供を喜ばれることを説明しましたが、福山市は高齢者への食事提供は想定していません。
福山医療生協の居場所づくりを伝えたが、具体的な反応はありませんでした。福山市の地域包括ケアシステムに取り組む町内会がないのは、住民の要望と市の計画が噛み合っていないのでは、と思われます。福山医療生協としては行政との協同ということも含めて、今後も懇談は必要だと感じました。