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看護小規模多機能しあわせオープン!

3月1日(日)小雨の降る中、寝たきりの重度の利用者様を一人目として迎えに行かせていただき、事業が開始しました。開設して3週間ほどですが、12名の登録定員に対し、7名の利用者登録です。この後2名が3月中に新規利用予定です。
利用者の8割が要介護3以上で、2名は寝たきりの要介護5です。想定より早く医療依存度が高い重度の利用者様を預かることになりました。
これまで他の施設を利用されていた方は、ショートステイに預けていたが、「痰の吸引が増えるようなら預かれない」などといわれ、開設と同時にしあわせを利用するようになりました。
もう1名の寝たきりの利用者様は、しあわせに来て何年ぶりかで湯船にゆったり入っていただきました。ご家族にも大変喜んでいただき、利用者様も緊張がほぐれ、柔和な表情をされていました。
要介護3以上の認知症が重度な利用者様は、常時見守りが必要な状態です。
□確かに、忘れたり排泄がうまくできなかったりということはありますが、人間としての感情や人を気遣う思いやりなどは、しっかり機能しています。
男性職員が慣れない手つきで台所にたつと、心配そうにそばで見つめ、手を貸してくださいます。寝たきりの利用者様のことも、いつも気にかけてくださいます。
そして、皆さん仕事を探しておられます。厳しい時代を生きてきた方たちなので、今も自分が何かしていないと気がすまないようです。
毎日、顔なじみの職員と利用者さんと、笑いのたえない穏やかな時間を共有させていただいています。
現状として、3室しかない宿泊がすでにコントロールできにくい状況にあります。
「介護者が、急な体調不良で預かってほしい」、「病院から直接退院させたい」、など要望はたくさんありますが、制限をかけながら運営している状況です。
医療(看護)と介護が連携し、利用者様や、ご家族様が安心してきていただける事業所をめざして職員一同頑張りますのでよろしくお願いいたします。

看護小規模多機能しあわせ
管理者 守屋君子

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